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筋トレしたら身長が伸びないって本当?成長期の正しい筋トレを解説

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「筋トレしたら身長が止まるで」

息子がバスケ部に入ったとき、先輩のお母さんにそう言われました。

ミニバス時代から筋力アップを意識していた息子。「え、やめさせなあかんの?」と焦ってスマホで調べまくったのを覚えています。

結論から言うと、これは半分本当で、半分誤解です。

やり方によっては影響が出ることもある。でも正しく行えば、むしろ成長をサポートする可能性がある——。

この記事では、医師や専門機関の見解をもとに、「筋トレと身長」の関係を正直にお伝えします。

⚠️ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的アドバイスではありません。お子さんの成長や運動に関する心配がある場合は、医師や専門家にご相談ください。


目次

そもそも「筋トレすると身長が伸びない」はなぜ広まった?

この説の根拠として言われてきたのは「筋肉が太くなって骨を抑えつけるため、骨の成長が妨げられる」というものでした。

しかし現在のスポーツ科学・医学の知見では、適切に行われた筋力トレーニングが身長の伸びを阻害するという明確な証拠は見つかっていません

誤解が広まった背景には、「骨の成長に重要な関節に負担を与えると良くない」という正しい知識が、伝わるうちに「筋トレ全般が身長を止める」という誤った形に変わってしまったことがあると考えられています。

参考:なかむら整形外科「成長期に筋トレをすると背が伸びなくなるのは本当?」


身長が伸びる仕組みをおさらい

まず基本を確認しておきましょう。

身長が伸びるのは、骨の端にある「骨端線(こったんせん)」という軟骨組織のおかげです。この骨端線で軟骨が作られ、それが骨に変わることで骨が縦に伸びていきます。

骨端線に隙間がある限り身長は伸び続けますが、閉じてしまうと成長は止まります。一般的に男性は16〜18歳ごろに骨端線が閉じるとされています。

つまり、筋トレが身長に影響するとしたら、この骨端線への影響を通じてということになります。

参考:東京神田整形外科クリニック(医師監修)「骨端線と身長の関係」


結論:適切な筋トレは身長に影響しない

アメリカスポーツ医学会(ACSM)や米国小児科学会(AAP)など複数の権威ある機関の公式見解では、適切に指導された筋力トレーニングは成長期の子どもの健康増進に安全で有益であり、骨端線(成長板)に悪影響を与える証拠はないとされています。

むしろ適度な筋トレには、こんなプラスの効果が期待されます:

  • 成長ホルモンの分泌が促進される
  • 骨密度が高まる
  • 姿勢が改善され、見た目の身長もアップする
  • 筋肉・骨・関節のバランスが整う
ゆうと(息子)

バスケの練習でスクワットとかやってるけど、身長ちゃんと伸びたし!むしろプラスやったと思う。

過度な筋トレは要注意——ここだけは本当

ただし「何でもOK」ではありません。やり方を間違えると、成長に悪影響を及ぼすリスクがあることは医学的にも認められています。

避けるべき筋トレ

成長期に特に注意が必要なのは、骨端線に過度な圧迫や捻れの力が加わるトレーニングです。

  • 重いバーベル・ダンベルを使ったトレーニング
  • 高重量でのスクワット
  • うさぎ跳び(長時間)
  • 重りを持ってのジャンプ動作

これらは骨端線に集中的な負荷がかかり、損傷するリスクがあります。骨端線が損傷すると、その部位での成長が阻害される可能性があります。

参考:西新宿整形外科クリニック「成長期にウエイトトレーニングを行っても大丈夫?」


のびりん

うちの息子もバスケで体幹トレとかスクワットはしてたけど、重りを使った筋トレはしてなかったわ。これを知ってたから良かった。


成長期に適した筋トレとは

成長期の子どもに向いているのは、自重トレーニング(体重を使ったトレーニング)です。

おすすめの種目効果
腕立て伏せ上半身・体幹強化
スクワット(自重)下半身強化・骨への適度な刺激
プランク体幹強化・姿勢改善
懸垂背中・肩の強化、姿勢改善
ジャンプ系運動骨への縦方向の刺激

ポイントは「正しいフォームで、軽い負荷から始める」こと。フォームが崩れた状態で無理に回数をこなすのが一番ケガのリスクが高くなります。

また、成長期は骨が伸びているため筋肉や腱が常に引っ張られている状態です。運動前後のストレッチは特に大切にしてください。


筋トレのタイミング——PHVを意識して

成長期の筋トレには「PHV(Peak Height Velocity=最大発育速度)」という概念があります。

  • 男子のPHV:平均13歳ごろ(1年で約9cm伸びる時期)
  • 女子のPHV:平均11歳ごろ

PHV前後では骨が急激に伸びているため、この時期は特に過度な負荷を避けて自重トレーニングを中心にすることが推奨されています。
これは、捻挫を診てもらった整骨院の先生も同じことを言われていました。

ゆか(読者ママ)

うちの子ちょうど中学生やねん。この時期が一番気をつけなあかんのか…

のびりん

そう!でも逆に言うと、この時期に正しくサポートするのが一番効果的やねん。

参考:西新宿整形外科クリニック「筋トレが骨端線の伸びに影響するって本当?」


息子の話——バスケと筋トレと身長

息子はミニバス経験者で、中学からもバスケ部に入りました。部活での体幹トレーニングやスクワットは日常的にやっていましたが、重りを使ったウエイトトレーニングは高校生になるまでさせませんでした。

結果、中1〜中2の成長スパートで18cm以上伸び、現在17歳で173cm。遺伝身長(171.5cm)を超えています。

「バスケのジャンプが骨への刺激になってよかったのかも」と今でも思っています。


のびりん

筋トレそのものを怖がらんでええけど、重いものを持たせるのは高校生になってからでも遅くないと思ってる。

よくある質問

Q. スクワットをすると身長が止まると聞いたけど本当?
自重スクワットは問題ありません。高重量のバーベルスクワットは骨端線への負荷が大きいため成長期には避けた方が無難です。

Q. 腹筋や腕立ては大丈夫?
自重で行う腹筋・腕立ては問題ありません。むしろ体幹強化と姿勢改善につながります。

Q. 部活で筋トレがあるが止めさせた方がいい?
学校の部活で行う筋トレは通常、年齢に適した負荷で設計されています。顧問の先生に内容を確認した上で、過度な高重量トレーニングでなければ問題ないことがほとんどです。

Q. プロテインを飲ませても大丈夫?
プロテインはタンパク質を補う食品です。食事で十分なタンパク質が摂れているなら不要ですが、運動量が多い場合の補助としての活用は問題ありません。過剰摂取には注意が必要です。


まとめ

  • 「筋トレで身長が止まる」は誤解が広まったもので、適切な筋トレに問題はない
  • 高重量・過度な負荷のトレーニングは骨端線を傷つけるリスクがあるため成長期は避ける
  • 成長期には自重トレーニング・正しいフォーム・軽い負荷が基本
  • PHV(成長スパート)の時期は特に負荷に注意する
  • 体幹・姿勢改善トレーニングは身長にとってむしろプラスになる

スポーツを頑張るわが子を応援したい。でも身長も心配——その両方を大切にするために、正しい知識を持っておくことが一番大事やと思います。


のびりん

筋トレを止めさせることより、正しい方法でやらせることの方がずっと大事やったわ。知っておいてよかった!

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⚠️ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の商品・サービスの効果を保証するものではありません。お子さんの成長・運動に関するお悩みは、医師や専門家にご相談ください。

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【参考文献・引用元一覧】

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